4年目の寄木漁港
南三陸町歌津の寄木漁港では埠頭の工事がほぼ完了し、防波堤もかさ上げされて真っ白に輝いていた。
被災1年後に訪れた時は、船着場は海に向かって傾き、海草が生えて緑色になっていた。地盤沈下によって満潮時はかなり上まで海水に漬かるようになっていたのである。
いまは漁港全体がすっかり新調され、荷役用の小さなクレーンも立っている。先端が傾いて波に洗われていた防波堤も、かさ上げされて真っ白に輝いている。
通りがかりの人に聞いたところ、一番多いのがワカメ養殖で20隻以上、次がホヤ養殖で5隻くらい、カキ養殖は2隻だと言う。
ホヤは需要の過半を占める韓国が輸入を禁止しているので、景気が悪いという。
南三陸町歌津にある小さな内湾の漁港 寄木 2016年3月27日
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